痛風・尿酸値と肥満の関係

男女で比較すると男性の方が圧倒的に尿酸値は高くなりやすいとされています。
尿酸値が高い状態が続くと、厄介な「痛風」を引き起こすことがあります。これは関節炎の一種で、足首やひざなど関節部分に痛みが走ります。

 

痛風や尿酸値が高くなる主な原因といったら、「お酒」との関係が有名です。
ビールなどに含まれるプリン体が根本的な原因で、アルコールが分解されるときに尿酸が作られる仕組みになっています。
お酒でもプリン体をあまり含まないウイスキーやブランデーなどを選ぶようにした方が痛風対策になります。

 

また、尿酸値を高めるのはお酒だけでなく、食生活の乱れも関係しています。
ファストフードやインスタント食品など栄養が偏る食生活は、尿酸値を赤める原因になります。
食物繊維が多く体をアルカリ性に向ける海藻や野菜、きのこなどを摂ることが理想的ですが、現代人は不足しがちです。
このように食生活が関係していることから、以前は「ぜいたく病」と呼ばれることもありました。

 

そして現代では、10年前に比べるとおよそ2倍ほどの600万人が痛風に悩んでいると言います。
痛風を放置するとさらに健康に影響をおよぼし、糖尿病や脳血管障害を引き起こすリスクを高めてしまいます。
また、男性の方が尿酸値が高くなりやすいのですが、現在では女性で高尿酸値・痛風に悩む人も少なくないと言います。

 

尿酸値については、およその基準値が「7.0mg/dl」とされています。男女で変動しますが、これ以上になると高尿酸血症と診断されます。
逆に低尿酸血症という病気もあり、尿酸値が「2.0mg/dl」以下の方も注意が必要です。
もっとも現代においては高尿酸値が問題視されています。

 

尿酸値が高くなる原因要素のひとつが遺伝ですが、その他は前述にある通り、生活習慣が関係しています。
そして、肥満とも関係があります。

 

食生活が乱れるとともに人は太りやすくなります。自然と中性脂肪が増えてしまうと、その中性脂肪が尿酸の産生を促して、余計な尿酸を作ってしまいます。こうして、高尿酸値を起こしてしまいます。
肥満改善のためにも尿酸値の改善のためにも、食生活を見直しましょう。